10月11日(日)町田シバヒロ開催、「版画の凧揚げ」ワークショップを開催します。

昨年マチノワで開催して、大好評を博した木版画ワークショップの講師、石橋祐一郎さんと町田木版画ファンクラブがタッグを組んで「版画の凧揚げ」というワークショップを開催致します。

町田市の鳥「カワセミ」を木版画で摺って、凧にして飛ばしてみませんか?

カワセミの版は木版画作家の石橋祐一郎さんが作ります。

作った凧はおうちで飾り凧に出来るというお得な(?)企画です(^^)!

開催要項
2020年10月11日(日)10:00~

〈スケジュール〉
aグループ:10:00~

bグループ:10:30~

場所:町田シバヒロ(町田市中町1-20-23)

講師:石橋祐一郎

対象:小学生~大人
※小学4年生までは保護者の方の同席をお願いします。

定員:各回5名

参加費:1,000円 ※当日集めます。

所要時間:約45分ほど


持ち物:汚れてよい服装、お手拭き
※絵具を使いますので保護者の方も汚れてよい服装でお願いします。

お申込みはCOMMUNE BASEマチノワ「版画の凧揚げ」特設ページから

http://cb-machinowa.com/版画の凧揚げーシバヒロに凧を飛ばそうー/

【石橋祐一郎略歴】
1986 福岡県久留米市生まれ
2010 多摩美術大学美術学部絵画学科版画専攻卒業
2012 多摩美術大学美術研究科博士前期課程絵画専攻版画研究領域修了
日本版画協会会員


-新型コロナ感染予防対策 について-

①マスク着用、②手指の消毒、③ソーシャルディスタンスの保持
④参加者の検温実施

主催:町田市、YADOKARI
運営:マチノワ、町田木版画ファンクラブ、絵屋

*こちらのワークショップは2021年度開催まちだ○ごと大作戦認定「版画のまち町田」のプレイベントとして開催されます。

「山羊のメリーさん」こと美術作家、中村正さんのドールメイキングワークショップのチラシが出来ました。

9月21、22日開催の「山羊のメリーさんこと造形作家中村正さんのドールメイキング・ワークショップ」のチラシが出来ました!

動物達が楽しそうに飛び交っていますね!

こちらのチラシ、ご希望の方には郵送でお送りしております。
ご希望される方は絵屋のお問合わせページよりご連絡下さいね。

また、こちらのチラシを掲示して頂けるお店を探しています。
もし、「うちは大丈夫」という方、お知り合いのお店をご紹介頂ける方がいらっしゃいましたら、
お手数ですが絵屋までご連絡下さい。


umiusi99k@gmail.com 

もしくはお問合わせページより


どうぞよろしくお願い致します。
折り返しメール致します。

※チラシ送料は無料です。

中村正さんによるドールメイキングワークショップ、2020年9月21、22日に開催

山羊のメリーさんこと、中村正さんによるドールメイキングワークショップ9月21、22日に開催致します。

絵屋のワークショップ 中村正作品「カバス」
「カバス」中村正 ミクストメディア H 13 × W 6 × D 21(㎝)

 

ノスタルジックとメルヘンがミックスされた可愛い様な、不気味な様な、
唯一無二のシュールな造形物(動物人形)を作る中村正さん。
そんな中村さんが制作に使っている材料や道具で、自分だけの「動物人形」を作ってみませんか?

当日は中村正さんの作品の展示も致します。

見て、作って、中村正ワールドを存分にお楽しみください!


日  時 : 9月21(月・祝)、22(火・祝)

       10時~ 、14時~ (各日2回、全4回)

「山羊のメリーさんこと美術作家中村正さんのドールメイキングワークショップ」は9月21日の午前、午後、9月22日の午前とも満席となりました。
9月22日は、14時からの回に1席ございますので、ご検討中の方がいらっしゃいましたら絵屋、世羅田まで直接お電話をくださいます様、お願い申し上げます。
絵屋電話番号 080-1042-6181
※開催日が近くお問合わせフォームでのお申込みの場合、ご対応が間に合わない場合がございます。

どうぞよろしくお願い致します。(2020/9/21)

所要時間 : 120分

講  師 : 中村正


場  所: COMMUNEBASEマチノワ
      

      〒194-0021 東京都町田市中町3-10-6

参加費用 : 4,000円
      ※材料費とおやつ代を含みます。

定員各回 : 8名
       ※会場のマチノワの広いスペースで、参加者の方が十分な距離を保って制作出来る様に致します。

募集開始 : 8月21日(金)より、絵屋のお問合わせページよりお申し込みください。

<当日の持ち物> 

・エプロン

・お手拭きタオル

・作品に使ってみたい色柄端布(作品作りのアクセント用)

・作品と組み合わせたい小物

・作りたいものの参考資料など

・作品を持ち帰る袋や箱

※当日は中村正さんの作品の展示販売も行います。

※ワークショップ開催時は、講師、参加者共にマスク着用、手指の消毒液の設置、換気の徹底をして、新型コロナ感染防止に努めます。



<中村正 略歴>
1972年生まれ。多摩美術大学卒業。 山梨県在住。動物をモチーフとしたシュールな造形作品を手掛ける。

作家自らが「山羊のメリーさん」に扮し、動物人形の公開制作パフォーマンスを行う。娯楽性とアート性、ファンタジーとリアリズムの融合したハイブリッドな動物達は、可愛いだけではない、大人の寓話を紡ぎ出す。

山羊のメリーさんワークショップ  


山羊のメリーさん(中村正)ワークショップの様子。
※当日は山羊のメリーさんの仮装は致しません。

 

山羊のメリーさんこと、造形作家中村正さんのワークショップ体験記

中村正

 

 

中村正
中村正 「GOAT HEAD」

 

 

山羊のメリーさんこと、造形作家の中村正(ただし)さんのワークショップに初めて参加したのがちょうど今から2年前の梅雨の時期でした。

なぜ「山羊のメリーさん」かというと、山羊の被り物をつけてパフォーマンスをされるから。

そんな不思議な作家に出会ったのは、2018年の5月に表参道のスパイラルホールで開催されたSICF(スパイラル・インディペンデント・クリエイターズ・フェスティバル)でした。

2018年5月SICF会場にて筆者撮影

 

 

こんな感じで、メルヘンチックな動物たちがたくさん吊るされていました。

10代、20代とヨーロッパの小説や映画が好きだった私には、こんな風にその世界の一端をビジュアル化出来るんだ!と、初めて見るのに懐かしく、様々な小説世界を思い出させてくれました。

さて、そんな中村正さんのワークショップが知人の運営する版画工房で開催されるとの事で、初めてワークショップというものに参加しました。

当時、長らく制作活動から離れていた私には90分のワークショップ時間内に「中村正さんと同じ作品」を作れると言われても、とても作り切れるとは思えず、そのおかげで逆に気楽に参加しました。
出来なかったら持ち帰って家でやればいいや~という、感じで(^^;

中村正作品 子熊のメリーゴーランド

 

 

最初に中村さんが端的にアートの必要性をお話しされたのですが、アートってこんなに分かりやすく話せる事だったのか!と、感心しました。

その頃、絵屋の前身のアートの活動を始めたばかりでしたが、アートの必要性を上手に説明できなくて悩んでいたわたしには目から鱗。

「生きていく中で心の中にわだかまる事、そんなことをアートに転嫁していくこと」、そんなお話しですが、詳しくは是非、9月に絵屋で開催する中村正さんのワークショップで御本人から直にお話をお聞きくださいね。

 

アートについてのお話しの後に、制作過程のレクチャーです。
これがまたとても分かりやすく、材料は粘土と布、ボンド、ピン、針金と絵の具だけ。
それを中村正さんが、うまく丸めたりねじったりビスで留めたりしてひとつの造形物にしていきます。

そして個々のペースで制作していくわけですが、実際に素材をいじってみると、粘土と布がうまい具合にひっかかっていって
「直感的に作りやすい」
物を作る時に「こうしたい」という理想を頭に描いても、そのとおりにはならないし、そのとおりでは無い方向に行った方が良かったりします。
この辺りは料理と一緒で、素材の状態、その日の気温、もうちょっとの塩加減、自分の気分などなど、レシピがあっても現実の素材に向き合って美調節した方が上手くいくことが多いです。

中村さんの作品の素材、ちょっとした指の動きにすぐに反応するし、わりとすぐ固定できるしで、こうしたら次はこう、という速度に追いついていくんです。

それで、非常に盛り上がり、我を忘れて制作した90分でした。
家で完成させればいいや、なんて思っていたのが嘘のように、絶対にここで作り切ると燃え上がりました(^^;

 

筆者作、中村正さんの様な作品は出来ませんでしたが、お気に入りです。



出来上がった作品は中村正作品とちょっと離れてしまいましたが(そっくりのものを作ろうと思っていた)、こんなに高揚して制作したことは自分の作品でもなかったのでは、というぐらいモノを作る楽しさに溢れたワークショップでした。
ワークショップの良いところのひとつが「制限時間がある」という事だと気付いた体験でした。

あれから、あっという間に2年が経ち、その間に絵屋として作家をお招きしていくつかのワークショップを開催させて頂きました。
その度に、「自分のやり方ではない制作過程で、制限時間内に作品を作る」というアートのレジャーの楽しさを実感しています。

そしてやっと、中村正さんのワークショップ開催です!

7月開催予定でしたが新型コロナ拡大でこの時期の状況が読めず9月に延期となりましたが、今からワクワクしています。

当日は中村さんの作品も展示販売の予定です。
更に、こちらのサイトでの作品販売も間もなく開始致します。

どうぞ、素敵な中村正ワールドを見に来てくださいね。


 

 

 

町田木版画ファンクラブについて

2020年4月、町田木版画ファンクラブ結成しました。

木版画ファンクラブのマスコット、「ばれん侍」です。

昨年開催の「石橋佑一郎さんと作ろう木版画ワークショップ」が好評だったので、もっと気軽に楽しめる非営利サークル「町田木版画ファンクラブ」を立ち上げました。
残念ながら立ち上げ準備中に新型コロナの流行が始まってしまい、現在は感染予防のために活動は自粛中です。

今年度の活動はかなり危ぶまれますが、2021年、オリンピック開催イヤーには、木版画作家の石橋佑一郎さんを軸として、「オリンピック応援手旗を木版画で作る」というワークショップも企画しています。

入会ご希望やご質問等ございましたら、絵屋、世羅田までお問い合わせください。
活動場所は町田ですが、市内、市外問わず会員募集しています。

活動内容 : 木版画作家を講師とした木版画制作

活動日  :  隔月の土日、2日かけて1枚の作品を作ります(予定)

活動場所 :  主に町田中町3丁目のCOMMUNEBASEマチノワ

会 費  :  講師謝礼を参加者で割った金額(作品1点制作にあたり約4,000円~)+材料費500円

※入会金はかかりません。

現在会員数5名

オリンピック応援手旗制作の木版画ワークショップは町田市の「まちだ〇ごと大作戦」、の認定事業です。

1月25日(土)ワンデイギャラリー&大森牧子ワークショップ

絵屋ワンデイギャラリー
絵屋ワンデイギャラリー
1月11日の展示、石橋佑一郎、大森牧子、Natsuco作品

 

本格的な寒さがやってきましたね。

そんな時は、絵画に囲まれた暖かい室内でのんびり過ごすのはいかがでしょうか。

今週末25日の土曜日は、マチノワで大森牧子、石橋佑一郎、Natsucoの3人の作品展示と

大森牧子さんのワークショップです。

ワークショップでは不定形なパーツを組み合わせて、色鉛筆で着彩します。

どんな作品になるかは、作る人次第!!

ワークショップ詳細はこちら

現代美術作家 大森牧子さんと作ろう
「木と色鉛筆の立体」

 

絵屋ワンデイギャラリー
左手前Natsuco作品、奥、大森牧子作品、奥右Natsuco作品

 

最近、ワンデイギャラリーで大森さんの作品と1日過ごす事が増えました。

何か言葉で説明したいと思いつつ、大森牧子作品、語るのがなかなか難しいのです。

作家自身も「そもそも言葉に出来ないから描いている」、「自分の内面を表現している」と

作品の制作姿勢について表明しています。

そこを踏み込んで何か表面的な事を語るのもな~、というのもありますし

色と質感、筆致で表現された絵画をどう文章にすればいいのか、

どこから、何を引用しても嘘くさい、と思うのです。

かといって具体的に説明出来ないのもどうなんだろう、と考えていたのですが

最近、石原吉郎の詩を読んで

その読後感に似ているかな~、と思いました。

 

石原吉郎の詩は、一節やいくつかの言葉で情景が目に浮かぶ、と思ったら

次の言葉でどこかへ行ってしまって内容がとれなくなります。

 

例えば、「酒がのみたい夜」という高田渡が曲をつけた詩がありますが

全体で意味をとろうとしても、何をいってるのかさっぱりわかりません。

 

詩の抜粋です。

・・・・・・・・・・・・

酒がのみたい夜は

酒だけでない未来へも罪障へも

口をつけたいのだ

・・・・・・・・・・・・・

これはまだわかるのですが

最後の方の

・・・・・・・・・・・・・

酒が飲みたい夜は

青銅の指が玉ねぎを剥き

着物のように着る夜も

ぬぐ夜も

工兵のようにふしあわせに

真夜中の大地を掘りかえして

夜明けは だれの

ぶどうのひとふさだ

・・・・・・・・・・・・

ばらばらです。

「わからないのはわかった」「そして部分ならわかる!」という捉え方を

するのがいいんだろうな、、、

でも、わからないから嫌いというわけではなく、

わたしはこの詩が好きです。

最後の「夜明けは だれの ぶどうのひとふさだ」

で、ノックアウトです。

日ごろ、まったく詩を読まないのですが

酒が飲みたい時にこの詩に出会って涙が出るほど感動しました。

 

大森さんの作品もそんな感じで

一枚をひとくくりに理解しようとするのではなく、

ばらばらに捉えればいいのかな、と思いました。

 

筆の運びがうまいとか、この色がきれいとか、だけではない

描いてる本人にも説明できない、というか語ろうと思えば

語れると思うのですが、そうする事で本来ばらついていたり、ここでこう纏まっていて欲しいというものが

言葉で丸く収められてましまうなら言葉にしない、というのが作家の選んだやり方なのかな、と

つらつら考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

村上悠さんと作ろう切り絵ワークショップレポート

12月15日(日)、「切り絵作家 村上悠さんと作ろうー切り絵のお正月飾りー」ワークショップを開催しました。


上悠切り絵ワークショップ

参加者の方は、切り絵は全く初心者の方から、おうちで本を見ながら作っていたという方、初心者だけど日ごろは木彫を嗜むという方などなど、
様々なスキルの方が集まりました。

村上さんがたくさんの図案を用意してくれたので、選びたい放題でホクホクです。

簡単な説明を受けた後、制作に入ります。

「あれれ、思ったより細かい!!!」と、切り絵ワークショップ2回目でちょっと余裕で取り組んだ筆者、焦ります。

「あれ、、、」とか、「むむ、、、」とか言葉にならないうめき声がたまに聞こえます。
しかし、皆さん順調に切り進んでいきます。

1時間過ぎた頃、日ごろから木彫などを趣味にされている方、切り抜きが終わりました!
村上悠切り絵ワークショップそーっと、抜いて、台紙に貼って出来上がり。
とっても嬉しそうです!
下絵から一緒に抜いた黒い部分も作品になりそうです。
「やっぱり男性的ですね~」と、村上先生。
図案は一緒でも切る人によって線が変わって全然違う作品になるんですよ、とおっしゃっていました。

こちらの方は、まだまだ時間があるので2つ目の作品にとりかかます。

 

続いて、家で切り絵を楽しんでいる方が出来上がり。

お上手ですね(^^)
こちらの方は、お正月だけではなく、一年飾れる作品を制作とのことで、続いてお花の図案に取り掛かりました。

 

切り絵は初めて、という方、2時間半ほどかけて出来上がった作品です。
「出来たー!」と、とっても良い笑顔です。
先生の図案を使っているのですが、なんだか優しさの増したねずみになっています。

村上悠切り絵ワークショップ

さてさて、村上悠さんのワークショップといえば、先生に切り絵落款を作ってもらえるという特典が!!

村上悠切り絵ワークショップ

皆さんのお名前の一字から先生がその場で(あっという間に!)切り絵落款を造って下さいます。
1.5㎝ぐらいの大きさでしょうか。
とっても素敵です。



村上悠切り絵ワークショップ吹奏楽部でサックスを吹いている中学生は、先生のネズミの図案と自分のサックス図案のコラボ作品です!
落款の「大」の字も作品にぴったりですね。

村上悠切り絵ワークショップネズミとお花のコラボを作った方、台紙を水色にしてとってもお洒落です。

 

2作品作った方。
どちらも完成度が高いです!!

村上悠切り絵ワークショップ

今回のワークショップ、13時から17時までとかなり長い時間をとっていましたが、
こうした手を動かす事が好きな方にゆっくり楽しんでいただけて、本当に良かったです。

村上悠切り絵ワークショップマチノワで仕事の合間を縫って参加して下さった方、2枚重ねたシンメトリー作品に取り組みました。
ねずみがいっぱいです!


会場には村上さんの作品も持ってきていただきました。

村上悠作品1

村上悠作品2
作品の構想にはとても時間がかかるそうですが、制作時間は約1時間とのこと!!
早いですね~。


そして、このワークショップのために造って下さったのに出しそこなった、と最後に出てきたねずみの作品、可愛い~

切り絵は一人でも出来そうな気がしますが、ちょっとしたコツを教えて貰ったり、
限られた制作時間で集中して作る事で、その人らしさが滲み出るオリジナリティのある作品を作れるのでは、と思いました。
他の方が制作する姿も良い刺激になります。

また是非開催したいワークショップです!


※おまけ※
何気なく置いてあった雑巾ですが、先生の自作だそうです。道具の端々もお洒落な先生でした(^^)

石橋佑一郎さんと作ろう木版画ワークショップレポート

石橋佑一郎木版画ワークショップin絵屋

12月8日(日)に開催された「木版画作家 石橋佑一郎さんと作ろうー多色刷りの年賀状」ワークショップ

諸事情あって、12月8日、一日で制作する事になりました。

木版画をゼロから完成まで、いち日で作るというがっつりした内容、剛の者でなければこなせないハードなワークショップを強行したのには訳があり、今回参加者6人の内3人が某芸大出身の20代の若者、そして浮世絵大好き版画が趣味の中学生、30年前に美大を出たとりあえず色々作れる人(私)、というメンバーに、日ごろから版画に造詣の深いマチノワディレクター山本氏が「摺り」のみで加わり、これなら行ける、と踏んでの事でした。

と、書くと大げさですね(^^;すみません。

わりと、のんびり、和やかムードでスタートしました。

石橋佑一郎木版画ワークショップby絵屋
講師の石橋佑一郎さん

 

皆さん、オリジナルの図案で制作です。
石橋先生が分版や見当について、丁寧にご指導して下さいます。
今回は内見当で作ります。

見当鑿という専用の「のみ」があることを初めて知りました。
石橋佑一郎木版画ワークショップby絵屋

分版に少々頭を悩ませつつも、サクサク進めていきます。

 

そんな中、摺りに特化した山本氏、石橋先生の猫の図案に「ネズミをプラスして」と依頼。
子年の年賀状で猫がネズミを押さえつけているという、
猫好きならではの図案をオーダーメイド。


せっせと摺り上げていきます。

石橋佑一郎木版画ワークショップby絵屋

 

 

彫る、ひたすら彫る。

「腕、痛い、、、明日は筋肉痛。。。」というつぶやきが聞こえます。

石橋佑一郎木版画ワークショップby絵屋

 

 

皆さん4時前に彫りあがり、摺りのスタートです。

 

石橋佑一郎木版画ワークショップby絵屋

追い込み慣れしてますね~
時間の経過と共に集中力が増していきます。

 

最後は皆さんの作品から、これはというものを数枚並べて品評会です。

 

 

石橋佑一郎木版画ワークショップby絵屋ワークショップ前日に何気なくタブレットで描いたイラストを木版画にした作品です。
デジタルで描いたイラストを木版画というアナログで作品にするという新しい技法を開発!?
色や版の重ね方を少しずつ変えています。
ミュージアムショップで売っていそうな作品ですね。

 

石橋佑一郎木版画ワークショップby絵屋藤の花と蝶々です。
この方の版、実は藤の弦一本だけを彫ったものなんです。
見当をいくつかつけて、版を少しずつずらして摺るという本職がデザイナーさんならではの発想!!
そんな知的な制作過程を感じさせない、なんともいえない桃源郷のようなほんわかした世界観がまた素敵。


今年旅行に行った北海道の釧路湿原の樹氷を表現したという作品。
本当に一日で作ったんですか?と、間近で制作過程を見ていても聞きたくなりました。
木だけの版もとても素敵です。

 

浮世絵好き中学生、石橋先生のアシストもあり、細かい部分も彫り上げられました。
小槌の色を変えて、変化を楽しみました。

石橋さん図案、山本さん摺りの猫、貫禄ありますね~。
絵の具の量を調節して、黒猫、斑模様、灰色猫と色々な猫が出来ました。

写真では逆さまに写っている水色の洋服の女の子が筆者作。
前回のワークショップの時に版がずれてしまい、半年悔やんでいたので今回リベンジです。
「まあまあじゃない(´_>`)?」と喜んでいます。


皆さんさすがの完成度、そして木版画に熱く燃えた一日でした!!



参加者の方から、「次回も参加します!」との嬉しいお言葉をいただいたので

その場で、第3回開催も決定いたしました!!


 

 

 

 

 

切り絵WSのフライヤー配布中です。

村上悠切り絵
村上悠切り絵

「切り絵ワークショップのフライヤーに」と、講師の村上悠さんがこんな素敵な切り絵を作ってくださいました!!

お洒落なタートルネックセーターを着たネズミ、
アラン編みのセーターっぽいですね。ふんふん。

よくよく見ると、空に浮かぶ月の中には猫が。
ネズミは月の中の猫に恋をしているんでしょうか?
(怖いもの知らずですね。。。)
「恋をしている」という表現に、なんだかノスタルジアを感じるジャスフィフ筆者です。

村上悠ワールド炸裂のこちらの作品

村上悠切り絵フライヤー

このような絵葉書タイプのフライヤーにしてみました。

只今、町田の各所に置かせていただいています。

見つけたら是非お持ち帰りくださいね!

12月15日開催の村上悠さん切り絵ワークショップの詳細はこちら

 

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