ART55
(アートゴーゴー)
NEXT EXHIBITION!!
ART55 ー町田で55人のアーティストを紹介するプロジェクトー
VOL.18 (28人目)
長廻 亮(ながさこ あきら)映像上映会
「ゲリコレ」
ーゲリバラコレクション2025ー
ART55では長廻 亮さんの映像作品、アーカイブ映像にフォーカスし、「ゲリコレ」ーゲリバラコレクション2025ー」と題し、3日に分けて映像上映を行います。
長廻 亮の練空術の世界をお楽しみ下さい。
長廻 亮 (ながさこ あきら)映像上映会
「ゲリコレ」
ーゲリバラコレクション2025ー
開催日
①2025年5月25日(日)「幸せの為の実践/ゲリバラヤケアト」
②2025年6月8日(日)「惑星ゲリバラを探して」
③2025年6月29日(日)アーカイブ作品上映
時 間
各回11:00、13:00、14:30、16:00、18:00
※上映時間は約1時間です ※入場無料
会 場
COMMUNE BASE マチノワ ギャラリースペース
町田市中町3-10-6
町田シバヒロから徒歩4分、小田急線町田駅北口から徒歩10分
アーティスト紹介▶︎▶︎▶︎長廻 亮/ナガサコアキラ
1967年 島根県生まれ。1991年 多摩美術大学卒業。
多摩美術大学を卒業したのち、90年代を通してケージやフルクサスに影響を受けたコンセプチュアルなサウンド・インスタレーションを積極的に展開してきたが、芸術という概念への徹底的な自問が巨大な『虚無』へと辿り着いてしまった2000年の発表を最後に制作発表を休止。
2017年、17年に及ぶ沈黙を経たのち、高円寺コクテイル書房の個展を機に覚醒し、本格的に活動を再開、現在に至る。活動を再開した近年は、(カプローが定義した意味での)さまざまな『ハプニング』を行っている。
また、様々な安全振興運動はもとより脳異(ノイ)、ナカセを主宰している。爆弾彫り家元。
〈作品制作について〉
私は美術の概念をより拡大する実験をしたいと考えています。美術は私にとって発端からアイディンティティを探す旅でした。物を残して何の意味があるのでしょうか。それよりも、人と人、人と場所、人と歴史というような相互関係や、社会的道義や法さえも越えてしまう様な行為が重要だと考えます。そして、自分の存在は[中間]にあると。私が考える美術は方法論のようなもの、行動のモードのようなもの、活動の手法のようなもので、あらゆる領域に関わるべきものなのです。美術とは物事の条件を変更したとき、つまり物事をひっくり返したとき何が起こるかを見ることなのです。そんな行動のモードこそ私が考える美術そのもの、つまりゲリバラなのです。ゲリバラの美術(創造的行為でありながらまるで現実での事故に出くわしたかの様な行為)は自分が自分である事の証なのです。
夢は語るだけでは実現しない。虚無的な作品という名の残骸が廃棄物のように散乱したひとつのマトリックス。この仮想現実にただ空しく存在した意識を具現した作品はただ観覧者を無差別に虚空に導く、多分。ところであなたは何を選択したの?その選択は本当にあなたの意思?あなたは自由?あなたの夢が叶うと良いね。
〈個展〉
2023年 ゲリバラ課外授業(オルタナティブ掘っ建て小屋ナミイタ/東京)
2017 年 “ゲリバラ読書週間”(コクテイル書房/東京)
2000 年 PRE+EXHIBITION(ギャラリーブロッケン/東京)
〈グループ展〉
2022 年 Super open studio “あっち、こっち、そっち”(Bartleby相模原)
2022 年 Super open studio “ゲリバラペルソナ”(ESA /相模原)
2019 年 Super open studio “ゲリバラ安全振興会/時は金なり•お金拾い”(相模原)
2018 年 Super open studio “ゲリバラ安全振興会/勿論、本も食べます。”(相模原)
2005年 REFLECTION 中日韓現代芸術展(上海多倫現代美術館/中国)
ART55とは
ART55(アートゴーゴー)はこれまで町田の中心市街地で発表の場の少なかった現代のアートシーンにリンクする作家を55人紹介するプロジェクトです。COMMUNE BASE マチノワの山本満、ギャラリー絵屋の世羅田京子がアーティストの香川穂波の協力を得て2023年7月にスタートしました。2024年秋よりアーティストの堀江和真、鈴木晴絵が運営に参加し、更に町田をアートで盛り上げていきます。