ART55-circulation
(アートゴーゴー サーキュレーション)
町田で55人のアーティストを紹介するプロジェクトを連続開催中のART55は、現在までに30人超のアーティストの展示を開催してきました。
2025年6月より、ART55に参加したアーティストをベースに更に町田市内での現代アートの循環を目指して「ART55-circulation」をスタートしました。町田市内のあちこちで、現代アートの展示を開催します。
【開催中!!】
ART55-circulation vol.3
at Always Art Wall (株式会社オンザウェイ)
森人|MORITO 作品展示
ART55の活動を支えてくれている株式会社オンザウェイの社屋にある多目的ホール「Always」前の大きな壁面をアート作品の展示に活用して頂けることになりました。
3ヶ月ごとにART55に参加したアーティストの作品を展示していきます。
第一回は森人さんです。


「鮭」
森人|MORITO
Oil on canvas
1818mm×2273mm
本作品は卒業制作で手がけた作品である。大海を旅して死ぬ時には必ず生まれ育った川に戻り、新たな命を残して死ぬという鮭の生態に惹かれ描いた。
そして死んだ後も他の生物の餌となることで自然のサイクルを支える存在でもある。
そんな逞しく力強い鮭という存在を、卒業制作という学生最後の制作の題材としてふさわしいと思い選んだ。また、これからの人生で様々なものを見て経験し、成長して地元である北海道に戻りたいという展望も込めている。
会 期:2025年8月17日(月)〜11月14日(金)
開催時間:月〜金 10:00〜17:00、土・日・祝日はお休み
会 場:株式会社 オンザウェイ
東京都町田市原町田5丁目14-18 2F
※入場の際は正面玄関のインターフォンから、「森人」の作品を観に来たことをお伝え下さい。
【Artist Profile】
森人|MORITO
2000年生まれ。北海道札幌市出身。
武蔵野美術大学大学院油絵コース修了。
絵を描いている実感や描いた痕跡を感じ取れる作品の方が見ていて楽しいと感じるため、筆跡や色彩、絵の具の物質感を活かした表現を模索中。
単純に今まで生きてきて、故郷で感じたこと、覚えていることを画面に描いている。
北海道という地で得た匂いや音、温度、生命の神秘が絵の具や色彩に形を変えて現れてくれると嬉しいと思う。
📣株式会社オンザウェイは、チームワークを要求される現場での情報の共有化に欠かせない、無線機の販売・リース・レンタルやサービス&サポートをしている原町田の会社です。
携帯電話とは違い、一度に多くの人と連絡を取り合えるのが無線機の強みです。また、オフィス用品の通信販売「ASKUL」の販社として7,000事業所のお客様をサポートしています。
毎年春には社屋の庭で地域イベント「春の集い」を開催、今年はART55も出展しました。
【過去の展示】
ART55 -circulation vol.6
at つるぼん
中村 龍馬(なかむら りょうま) 個展
「くーるだうん」
2025年春オープンしたつるかわ図書コミュニティ施設「つるぼん」と町田中心市街でアートの展示活動をするART55のコラボレーション第2弾を開催しました。
第2弾は木版画で大きな怪獣を製作している中村龍馬がつるぼんの多目的スペース「つるぼんBOX」を中心に展示。
自身の感情による内面の具現化とも言える怪獣やその断片を図書施設内の本棚などに展示しました。


開 催 日:2025年10月25(土)、26(日)、11月1日(土)、2日(日)
開催時間:10~17時
会 場:つるぼんBOX & つるぼん本館
〒195-0061 東京都町田市鶴川6-7-2-1-101鶴川団地内
主催:一般社団法人つるかわ図書コミュニティ施設運営協議会、共催:ART55
11月1日(土)中村龍馬ワークショップ【『非常識』を摺ろう】を開催しました
中村龍馬さんの木版画作品「非常識」の版木を使って、木版画の摺体験をします。
版木に絵の具をのせ、バレンを使って和紙に摺ります。
開催日時:11月1日(土) 14〜16時
講 師:中村龍馬(アーティスト)
対象年齢:3歳〜大人
参加費:500円
※予約なし、時間内に会場にお越し下さい。
※汚れても良いお洋服でお越し下さい。
アーティスト紹介▶︎▶︎▶︎中村龍馬(なかむら りょうま)
【中村龍馬 略歴】
2001年 東京都板橋区生まれ。
2024年 和光大学芸術学科卒業
2025年 和光大学芸術学科研究生修了
【個展】
2025年 中村龍馬 個展「リュウリリハイリ通信」 オルタナティブ掘立て小屋ナミイタ(神奈川) ※2025年10月27日まで開催
2025年 中村龍馬 個展 ギャラリー58 ( 東京)
2024年 ART55「ぐるぐる」 COMMUNE BASE マチノワ ( 東京)
2021年 「怪物図鑑」 和光大学ホワイトギャラリー (東京)
主なグループ展
2024年 第49回全国大学版画展 上田市立美術館 (長野)
2024年 和光大学卒業制作展「異質力をのぞこう」 神奈川県民ホール
2023年 WAG「海に孵る」 アートスペースキムラASK (東京)
2022年 第47回全国大学版画展 上田市立美術館 (長野)
2022年 サトヤマアートサンポin岡上2022 岡上梨ノ木特別緑地保全地

※つるかわ図書コミュニティ施設つるぼん
つるぼんは民設民営の図書コミュニティ施設として、2025年春に開館しました。
本と共に、自分らしさと出会う場所。学びや発見、交流を通じて、新しい可能性に出会える場所。
そんな場所になるように、地域の方とともにつくりあげる図書コミュニティ施設です。
運営:一般社団法人鶴川図書コミュニティ施設運営協議会
ART55 -circulation vol.5
at つるぼん
大石 珠世個展
「SLICE OF LIFE ~つづられた記憶~」
2025年春オープンしたつるかわ図書コミュニティ施設「つるぼん」と町田中心市街でアートの展示活動をするART55がコラボレーション。
オープン以来活発にイベントを開催している「つるぼん」が10月はアートに包まれます。
展示を開催するのは女子美術大学で版画を学んだアーティスト、大石珠世。大石さんの作品には自身で製本した「本」が多数あります。今展示ではそんな「本」の作品をベースに、大石さんが「図書コミュニティ施設」というスペースに自由に作品をインストール、本にまつわるトークイベントも開催しました。


展示「SLICE OF LIFE ~つづられた記憶~」に寄せて(大石 珠世)
「本の1ページは重なり合ったページとページに挟まれたスライスのように、本に集合して1部となり止まっています。日々捉えた記憶とイメージの欠片を1ページずつ、本作品と共にお届けします。」
開 催 日:2025年10月10~12日(金~日)
開催時間:10~17時
会 場:つるぼん
〒195-0061 東京都町田市鶴川6-7-2-1-101鶴川団地内
主催:一般社団法人鶴川図書コミュニティ施設運営協議会、共催:ART55
トークイベント① 「アーティストと本~おすすめの本紹介~」
10月10日(金)14時~(30分)
トークイベント② 「コプト製本 ~製本と歴史~」
10月11日(土)14時~(30分)
アーティスト紹介▶︎▶︎▶︎大石 珠世(おおいし たまよ)
シルクスクリーンで何気ない自然の風景を製作しています。作品から本を作ったり、透明なものや木に刷ったり、素材で遊ぶ様に制作しています。
2024年3月 女子美術大学博士前期課程版画研究領域 修了
【展示】
2024年 第9回山本鼎版画大賞展入選作品展 上田市サントミューゼ美術館
2025年 第3回小さなましかく square展 Art beans ギャラリー
【個展】「ROUGH景」 ART55プロジェクト第29弾 COMMUNE BASE マチノワ
※つるかわ図書コミュニティ施設つるぼん
つるぼんは民設民営の図書コミュニティ施設として、2025年春に開館しました。
本と共に、自分らしさと出会う場所。学びや発見、交流を通じて、新しい可能性に出会える場所。
そんな場所になるように、地域の方とともにつくりあげる図書コミュニティ施設です。
運営:一般社団法人鶴川図書コミュニティ施設運営協議会
ART55 -circulation vol.4
at 無印良品小田急町田
堀江和真個展
「Put on color and texture」
今展示は無印良品 小田急町田の全面協力で開催の運びとなりました。店内各所に堀江和真の作品が並びました。作品探しも楽しい展示となりました。

会 期:2025年9月2日(火)〜9月15日(月)
開催時間:10:00〜20:00
会 場:無印良品小田急町田
〒194-0013 東京都町田市原町田6丁目12−20
「部屋にお気に入りの雑多なものを並べるのが、好きである。蚤の市のようなところで格安で買った何に使うのかよくわからない鉄の工具であったり、遠い昔に飲んだウィスキーのなんとも言えないくすんだモスグリーンのボトルであったり、そういったものを見つけてきては部屋のいたるところに置いて楽しんでいる。質感、色の異なるさまざまなものを、そっとおいていく。そこにはボクなりの調和が生まれ、美しいと思える風景ができあがる。なんだか、とりとめのないことのようではあるが、とにかく、ボクはそういった遊びが好きである。
ボクが手掛ける絵画や立体も、実はこれと同じようなことをしているのだと思う。
描きかけ絵画やつくりかけの立体(とりわけ着色や装飾の段階において)の前に立つ時、どこにどんな色を置こう?それはどんな質感なのか?筆はどのくらいのスピードで動かそうか(それによってまた質感や見え方が変わる)……などなど直感的に決めて、手を動かす。これは本当に至福の時間だ。
そうやって出来たものをまた空間に置くのも好きである。部屋であったり、制作用のスタジオであったり、ギャラリーであったりさまざまな場所に置いてみる。そこにボクなりの調和を探す。今回は昔から親しんできた無印良品の店舗の中に作品を展開する機会を得た。それは自分にとって、どんな景色に見えるだろう。」 (2025/7/17 堀江和真)
今展示は無印良品 小田急町田の全面協力で開催の運びとなりました。店内各所に堀江和真の作品が並びます。作品探しもお楽しみ下さい。
関連イベント
①9月7日(日)、14日(日)ワークショップ「put on color」開催
堀江さんが用意したカラフルで多様な質感の素材から好きなものを選んで正方形の板に接着してアートを作ります。素材を配置していく過程で様々な色や質感のものを並べることで一つの作品を構成していく構築性を学べます。
4才〜大人まで楽しめます。
11時〜17時(16時半最終受付)
予約なし、時間内に会場にお越し下さい
参加費;800円
②9月4日(木) 公開制作
マグネットとプラ板を使ったユニークな作品「イメージを置く」を無印良品店内に堀江さんが直接設置していきます。
※9月10日(水)は写真家東間嶺氏による作品撮影を行います。
ART55-circulation vol.2
at TENT成瀬
鈴木晴絵作品展示
「草いきれ、紙」
「2025年、市街地での暮らしを離れ、豊かな自然に囲まれた横須賀にある谷戸にて創作活動を行っている。谷戸ならではの植生を感受しながら生活をし、その環境を作品におとしこむ方法として紙の制作を始めている。自然の一部である草木を煮て、漉くい上げ、乾かすと紙になる。時にカオスを感じる自然は、漉き枠の大きさに揃えられた紙となって目の前に現れる。本展では、草木の紙を含めた作品を発表予定。」(鈴木 晴絵)
※草いきれ:夏、強い日光に照らされて、草の茂みから生ずる、むっとした熱気。


会 期:2025年8月20日(水)〜9月3日(水)
開催時間:月〜金 10:00〜19:00、土・日 10:00〜15:30
会 場:TENT成瀬
東京都町田市南成瀬1−2−1成瀬駅前ハイツ2号等102
今展示はTENT成瀬で定期開催している駅前活性化のイベント「ツナガルナルセ」との共同企画第2弾として、アーティスト鈴木晴絵の作品展示とワークショップを開催します。

後援:UR都市機構
※TENT成瀬は、コワーキングスペース、シェアキッチン、ボックスショップ(委託販売スペース)、貸切可能なラウンジを備えた複合施設です。JR横浜線成瀬駅北口前、成瀬駅前ハイツの1階にあり、駅前活性化のためのイベント「ツナガルナルセ」を定期的に開催しています。

ART55-circulation vol.1
at TENT成瀬
堀江和真個展


会期:5/29(金)-6/13(金)
平日:10-19時 土、日:10-15時30分
会場:TENT成瀬
〒194-0045 東京都町田市南成瀬1-2-1 成瀬駅前ハイツ2号棟102
📣2023年の7月から町田市中町のCOMMUNE BASE マチノワで活動を始めた「ART55-町田で55人のアーティストを紹介するプロジェクト」は、この5月で27人のアーティストの展示を開催しました。
55人のちょうど折り返し地点で、これまでART55に参加したアーティストを中心に、町田市での現代アート展の拡大を目指して、【ART55 circulatione】をを展開していきます。
第一回は昨年9月にART55に参加した堀江和真さんの展示をツナガルナルセ(TENT成瀬)の全面協力で開催致します。
アーティスト紹介▶︎▶︎▶︎
堀江 和真 Horie Kazuma
絵画、立体、空間に興味をもって制作を続けていアーティスト。「重ねること」と「置くこと」という2つのアクションを軸にさまざまな形態の作品を手掛ける。
テント成瀬では、描く度、画面の端をやすりで削っていく「やせる絵画シリーズ」や、廃材などのファウンドオブジェクトを使った「small good things」。工作用紙を使った立体「アンニュイネイバーズ」などの作品を発表予定。
ツナガルナルセ(TENT成瀬)▶︎▶︎▶︎
TENT成瀬は、コワーキングスペース、シェアキッチン、ボックスショップ(委託販売スペース)、貸切可能なラウンジを備えた複合施設です。JR横浜線成瀬駅北口前、成瀬駅前ハイツの1階にあり、駅前活性化のためのイベント「ツナガルナルセ」を定期的に開催しています。

