11月16日(土)ワンデイギャラリーレポート

11月16日(土)、COMMUNEBASEマチノワで開催の絵屋ワンデイギャラリーの様子です。
実は、このマチノワの木目たっぷりの内装に一抹の不安を持ちながら進めてきた企画でした。
全面木目の壁、木という素材を生かした調度品、そもそも壁が少ない、、、と、
マチノワの内装は大好きですが、一般的な画廊は白い壁が基本です。
おそらく作家も白い壁を想定して作品を作っている事が多いのではないかと思います。
そんな訳で、作品を運び込んだ時はちょっと自信がなかったのですが、
ただの杞憂でした。
全て飾り終わったら、とっても素敵な空間が登場しました!

作品の力ですね~。
木目とマッチして、パワフルな空間を創った大森牧子作品です。

中台ブルトン真帆作品
たくさんの猫が、たたずんでいます。

Natsuco作品
この写真がちょっと、いや、かなり惜しい感じです。。。
(Natsucoさん、ごめんなさい )
本物はとても開放的な空間となっています。
大きい方の絵「ミライノスキマトキオク」は男性に人気がありました!
ところで、この空間に一日いたら、お肌がつるつるになりました。
多分、目からの刺激で脳がマッサージされてる感じになったのではないかと思っています。
アートってなんの為に必要なのか問われることがありますが
次に聞かれたら「脳のマッサージです。」と答えてみようかと思います。
次回は11月30日(土)、同じくCOMMUNE BASE マチノワでの展示ですが、
お部屋が変わって、入り口付近の小さいスペースでの展示となります。
どんな風に作品を展示できるか、今から楽しみです。
絵屋ワンデイショップ開催中です。
11/16(土)ワンデイショップNatsuco作品

Natsucoの油彩画です。
S3号の3枚組ですが、1枚1枚別々に飾っても素敵です。

こちらも分けて飾れます!(「2度美味しい」と本人がいっていたような…)

お花の絵は、何とも言えず魅力的。

こちらは「BO-SHI CAFE」シリーズです。
時計回りに
ビスケットの帽子、コーヒーの帽子、ドーナッツの帽子、プリンの帽子
楽しいNatsucoワールド、是非ご覧下さいね。
11/16(土)ワンデイショップ中台ブルトン真帆作品

中台ブルトン真帆のたくさんの猫達
フランスに20年暮らす中台真帆は、この夏、1日1枚の猫を描きました。
素材はアルシュ紙に墨と胡粉
保護猫や野良猫の座像をテーマにしたとのことです。
猫の作品は全部で30点余り
たくさんの猫達に会いに来てください。
2019/11/30 ワンデイギャラリー開催します。

11月16日と30日に町田中町3丁目のCOMMUNEBASEマチノワで
ワンデイギャラリーを開催いたします。
大森牧子、Natsuco、中台真帆の3人の作品を展示致します。
写真は大森牧子作品です。
さて、3人の作家の展示タイトルをつけてみました。
”Often you have to rely on intuition.”
「しばしば、直感が頼みの綱になる」
ネットで調べると、ビル・ゲイツの名言として出てきます。
この3人の作家たちに
直感について聞いてみたわけではありませんが
筆の勢いなどをみるに
聞くまでもなく、直感の大事な作家たちです。
私も絵を描きますが
絵を描くという行為は
反射神経を必要とするスポーツに似ているな~と、
大人になってスポーツをするようになってから気が付きました。
ちなみに子供時代はほぼ運動というものをしなかったので
そういった共通点には気が付きませんでした。
大人になって知ることって本当にたくさんありますね。
展示の紹介からずれましたが
よろしくお願い致します。
ロシア17世紀の版画画集「ルボーク」
町田の古本屋、ユリイカ書店さんで面白い画集を買いました。
何が面白いって
絵柄がものすごく面白い!!
なにこれ~、を連発しながら眺めてます。
表紙からして、こんな感じ
うさぎもライオンも、日本人の感覚ではおじさん顔
可愛いーーーーー!!!!
うーん。太陽なのはわかるけど何を表現しているのか、文章を読みたい。
こちらはルボークというロシアの民衆版画だそうです。
(以下、wikiより)
「17世紀半ばに誕生し、18世紀初頭のピョートル大帝時代(ロシアの近代化・西欧化の時代)に社会の各階層の支持を受け流行した。主に市場や街頭で行商人によって安く売られ、農民家屋の室内装飾としてイコンの脇などに飾られた。昔話や宗教的物語、風刺、戦いの場面、日常生活の一場面など世俗的ながら多岐にわたる題材がとりあげられ、庶民の娯楽や啓蒙といった役割を果たしていた。」
なるほど~。勉強になりました😃
画集の中の絵は、ほとんどが木版画、ちょっと銅版画がありました。
木版画に少しずつ詳しくなっていってます!
木版画ワークショップのちらしが出来ました
木版画ワークショップのチラシが出来ました!
出来上がったら、早速チラシを設置して貰えそうなお店や施設にお願いに。
まずは町田でアートといえば国際版画美術館ですね
木版画ワークショップだし、というわけで、
立派なエントランスに微妙に緊張しながら
「アーティストのワークショップを開催しますので、ご案内を置かせて下さい。」とお願い。
快くOKして下さいました。
そのまま帰ろうとしたら、奥の方で何かイベントをしている模様。
版画美術館館長による美人画講演会が開催中でした。
3時半までの講演会で、その時すでに3時…
でも後ろの方なら席はあるとの事で「まあ、ちょっと覗いてみよう」と思いこそこそと席につきました。
100席以上ありそうな会場はほぼ埋まっている状態。
ああ、私のイベントもこんなになるまで育てたい…
ご高齢の方、特に男性が多く、この世代の方たちは美人画が好きなんだな~、と肌で感じました。
テーマは現在展覧会開催中の「美人画の時代―春信から歌麿、そして清方へ―」にちなんだ
「歌麿美人画の特質と影響」
最後の30分とはいえ、なかなか勉強になりました。
歌麿の時代は「大首絵」に規制がかかっていたとか、
でも歌麿はあんまり気にせず「大首絵」を描いていたとか、
ついには「大首絵」が禁止になってしまったり。
大首絵という言葉を知っただけでも、ひとつ知識が増えました!
※大首絵とは浮世絵のうち,美人や役者の上半身や顔を大きく描写した絵の事だそうです。
面白い言い方ですね~
そのほか、「うがち」、「あだ」という言葉も会得✨
こういうちょっと踏み込んだ知識って、本で読むと集中力が必要ですが
人のお話として聞くと専門的な内容が一気に頭に入ってきますね。
講演会、素晴らしい!
もっと行こう~、と思った土曜の午後でした😀
絵屋のホームページオープンしました
Artwell改め絵屋の世羅田です。
なかなか開けず苦心していたホームページがやっと開けました!
1年近く、どういうお店にしたいのか、どうやって作品を紹介したらいいのか考えていましたが、
「そうだ、本屋のような絵のお店にしよう!」と、閃き
なんで本屋かというと、本屋のあの、ここに膨大な知識が詰め込まれているんだな~と思いつつの、高尚なものから低俗なものまでの激しい振れ幅があり、その中から自分が好きなもの、興味のあるもの、読まないといけない様な気のするものを選ぶ、あの感覚が楽しいです。そして、手に取って1ページ目を開く。
そんな感じで作品達を見ていただければ嬉しいです。
絵は、飾るものですが、視覚で読み取り、絵画の中の物語を感じ取り、その世界の中に入り込んでいくという意味では、本に近いんじゃないかな~、と思います。
とはいえ、絵画はやはり実際に見てみないと、色彩はもとより、質感、モニターで見る大きさと実物の大きさによるイメージの齟齬など、わからないところはたくさんあります。
そんなわけで、少しづつですが町田中町のCOMMUNE BASEマチノワを中心に、実際にお手に取っていただけるよう作品の展示もしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。