ロシア17世紀の版画画集「ルボーク」

町田の古本屋、ユリイカ書店さんで面白い画集を買いました。

何が面白いって

絵柄がものすごく面白い!!

なにこれ~、を連発しながら眺めてます。

 

 

 

 

 

 

表紙からして、こんな感じ

 

 

 

 

 

うさぎもライオンも、日本人の感覚ではおじさん顔

 

 

 

 

 

 

 

可愛いーーーーー!!!!

 

 

 

 

 

 

 

うーん。太陽なのはわかるけど何を表現しているのか、文章を読みたい。

 

こちらはルボークというロシアの民衆版画だそうです。
(以下、wikiより)

「17世紀半ばに誕生し、18世紀初頭のピョートル大帝時代(ロシアの近代化・西欧化の時代)に社会の各階層の支持を受け流行した。主に市場や街頭で行商人によって安く売られ、農民家屋の室内装飾としてイコンの脇などに飾られた。昔話や宗教的物語、風刺、戦いの場面、日常生活の一場面など世俗的ながら多岐にわたる題材がとりあげられ、庶民の娯楽や啓蒙といった役割を果たしていた。」

なるほど~。勉強になりました😃

画集の中の絵は、ほとんどが木版画、ちょっと銅版画がありました。
木版画に少しずつ詳しくなっていってます!

木版画ワークショップのちらしが出来ました

木版画ワークショップのチラシが出来ました!

 

出来上がったら、早速チラシを設置して貰えそうなお店や施設にお願いに。

まずは町田でアートといえば国際版画美術館ですね

木版画ワークショップだし、というわけで、
立派なエントランスに微妙に緊張しながら
「アーティストのワークショップを開催しますので、ご案内を置かせて下さい。」とお願い。

快くOKして下さいました。

 



 

 

 

 

 

 

そのまま帰ろうとしたら、奥の方で何かイベントをしている模様。
版画美術館館長による美人画講演会が開催中でした。
3時半までの講演会で、その時すでに3時…
でも後ろの方なら席はあるとの事で「まあ、ちょっと覗いてみよう」と思いこそこそと席につきました。

100席以上ありそうな会場はほぼ埋まっている状態。
ああ、私のイベントもこんなになるまで育てたい…
ご高齢の方、特に男性が多く、この世代の方たちは美人画が好きなんだな~、と肌で感じました。


テーマは現在展覧会開催中の「美人画の時代―春信から歌麿、そして清方へ―」にちなんだ

「歌麿美人画の特質と影響」


最後の30分とはいえ、なかなか勉強になりました。


歌麿の時代は「大首絵」に規制がかかっていたとか、
でも歌麿はあんまり気にせず「大首絵」を描いていたとか、
ついには「大首絵」が禁止になってしまったり。
大首絵という言葉を知っただけでも、ひとつ知識が増えました!
※大首絵とは浮世絵のうち,美人や役者の上半身や顔を大きく描写した絵の事だそうです。
 面白い言い方ですね~



そのほか、「うがち」、「あだ」という言葉も会得✨

こういうちょっと踏み込んだ知識って、本で読むと集中力が必要ですが
人のお話として聞くと専門的な内容が一気に頭に入ってきますね。

講演会、素晴らしい!
もっと行こう~、と思った土曜の午後でした😀





 

 

 

 



 

 

 

絵屋のホームページオープンしました

Artwell改め絵屋の世羅田です。

なかなか開けず苦心していたホームページがやっと開けました!

 

1年近く、どういうお店にしたいのか、どうやって作品を紹介したらいいのか考えていましたが、

 

そうだ、本屋のような絵のお店にしよう!」と、閃き

     

なんで本屋かというと、本屋のあの、ここに膨大な知識が詰め込まれているんだな~と思いつつの、高尚なものから低俗なものまでの激しい振れ幅があり、その中から自分が好きなもの、興味のあるもの、読まないといけない様な気のするものを選ぶ、あの感覚が楽しいです。そして、手に取って1ページ目を開く。

そんな感じで作品達を見ていただければ嬉しいです。

絵は、飾るものですが、視覚で読み取り、絵画の中の物語を感じ取り、その世界の中に入り込んでいくという意味では、本に近いんじゃないかな~、と思います。

 

とはいえ、絵画はやはり実際に見てみないと、色彩はもとより、質感、モニターで見る大きさと実物の大きさによるイメージの齟齬など、わからないところはたくさんあります。

そんなわけで、少しづつですが町田中町のCOMMUNE BASEマチノワを中心に、実際にお手に取っていただけるよう作品の展示もしていきたいと思います。

どうぞよろしくお願い致します。

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

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